恋の一方通行


紗李亜が強く机を叩いた

クラス中の視線が私達に向く



『紗李亜…?』

「何なのよ!!

アンタはまだ幸せだったじゃないの!!

好きな人と毎日一緒にいれたんでしょ!!?


私の好きな人は私なんか視界にも入れてくれなかった!


自分だけ悲劇のヒロイン面してんじゃねぇよ!!!!



自分が玉砕したら、次は頑張ってだと!?




アンタがいるから
私は報われねぇんだょ!!









ジャマなんだよ!!!!」






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