恋の一方通行
縮まる距離《悠稀SIDE》


次の日


昼休みに屋上で昼寝をしていたら

誰かが来た



「ユー姫チャン?」


この声は…

『笠原君?』


「俺もよく昼寝に来るんだ

誰にも言うなよ?」


人差し指を唇に当てる色っぽい仕草に

目が離せなかった



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