同い年の恋人
亀裂


明くる朝


いつもなら京ちゃんは 靴箱のところで待ってるのに 今日はいない


靴を確認するともう来てるようだ


あたしは駆け足で階段を上がり 教室へ入った


「やっぱり京ちゃん来てたんだ」


「あっ うん」


なんか 表情が暗い?


「ねえねえ 京ちゃん」


「ちょっと静かにしてくれるかな?」


静かにって・・・?


「ご・ゴメン」


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