∇TAB00〜その先にあるもの〜∇
1 ありきたりな出会い

退屈vs無愛


∇栞 サイド




「ぁぁーっ、退屈.

ねえ那智.

なんかないわけ?」




「ほんと

栞はいつも

退屈そうだよね.

いきなり聞かれても

そうぱっぱと

でてはこないわけ、

わかる?」






「…チッ…使えない奴.」




「…あ゙?

なんかいった?」





「…いや、すいません、

なにもいってません、

発してません」







そしてまた

はぁ、とため息をつく.





…毎日が同じ.


朝起きて

学校にいって

部活をして

帰って

寝る.





この繰り返し.


なんか面白いこと

ないのかと…




そんなこと

探してた私が

ばかだった.





…普通が

一番なのに.


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