鬼畜御曹司と貧乏お姫様
鬼畜王子の日常生活
「ンゥ………」



私は寝返りをうとうとした。


しかし窮屈な感じがして
寝返りはうてず腰に
違和感があった。


私は目をパチッと開けた。



すると目の前に綺麗な
愁夜さんの寝顔があった。



「キャァ……!!!」


その悲鳴に気づいたのか
眉を潜めて目をうっすら
開けた。


「何だ…もう起きたのか…まだ寝とけ…」



そう言って愁夜さんは
私を抱き寄せ再び
眠りについた。

「ちょ…愁夜さん!?」



今の格好はお互いに全裸だ。


恥ずかしいにも程がある。
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