庶民♀♂御曹司【短編】
初?旅行記
私は、頬を大きく膨らませていた。
「何で、そんなに不機嫌なんだよ」
「光芽のせいでしょう!?」
私は今、プライベートジェット機の中で、光芽の膝の上。
そして、不機嫌な理由。
「私は、白雪と雪夜と旅行したかったのに」
そう。
作者も家族旅行で書く気マンマンだったのに、権力を使って、光芽が二人っきりの旅行話に変えてしまったのだ。
「しゃーない。だってお手伝いが見てくれるって言うんだし、お二人でゆっくりしてきてください。なんて言われたら・・・な・・・」