暴走族と4才児!
第2章 悲惨な日常
祥平の家につくと理央奈は感嘆の声を上げ、目を丸くする。

「おっきぃ……」


「だろ?祥平の家は、金持ちなんだ」


なぜか、圭人が得意気な顔で理央奈に言う。


「すごぉい!」


理央奈は、年相応の無邪気な顔ではしゃぐ。


(…やっぱりガキだな)

悠也は、心の中で呟く。

この後、その思いがくつがえされるとも知らずに…ー。


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