ロールキャベツ男子の誘惑。


「じゃあ結局、告白はできなかったんだ…」


昼休み、珍しく屋上にて唯ちゃんと倉木と3人でランチ。

今朝の出来事をしっかり伝えました、はい。



「んー片桐って意外と性格わるいね」

「え?!」

倉木の突拍子もない発言に大好きな肉巻きが転がっていった。



「まぁなんか、肉食だよね、普通に」

「唯ちゃんまで!片桐くんはねえ、「…あいつ、やめといた方がいいんじゃん」



倉木…?

確かに片桐くんはあまりにも想像と違った人だし、へ、変態なとこもあるけど…



「でも…好きになっちゃったの」


「遊ばれる可能性だってあるんだよ?」





遊ばれる…か。

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