私の愛する貴方
第四章




「ここがシックの執務室?」




「はい。こちらがそうですね。では、私はお昼のご準備を」



「え。マリー置いてかないでよ・・・」




そういったが、マリーには聞こえなかったみたい・・・



ここにずっと居てもしょうがない・・・



シックの執務室の扉をたたいた




コンコン



「はい。どうぞ」



シックの低い声が聞こえた




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