未来姫×新撰組
タイムスリップ

優奈

……
「部屋から出るなと言っただろう!!」

「…すみません」

私の名前は笹原優奈…

「お前を知っている人間は俺しかいないんだ!!
何度言ったらわかる!?
捨てられていたのを拾ってやったんだ!!
この家からさっさと出ていけ!!」

「はい…」

こんな、家こっちから願い下げだよ…

でも、私を必要としてくれる人はいる?

この、最低男の言う通り、私を知ってるのはこいつしかいない…
こいつは、私に剣道と医術を教えたけど、私が何もかもうまくいくのがきにくわないらしい…
…死にたい…

そんな感情が大きくなる…

…そうだ…死のう…

私は、屋上に向かった…






< 1 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop