V系メンズに恋してる
仮5
雀の鳴き声が聞こえ朝日がカーテンの隙間から漏れる。


辛い事があっても朝はやってくるんだね。
一睡もできなかったよ。


私は自分の部屋のベットでうずくまっている。


麗の家を出た後、どうやって帰ってきたのかもあまり覚えていない。


一晩中、涙が勝手に溢れて目が完全に腫れ上がっている。


あの後、麗からの着信が何件もあり、その後メールが1通届いてたけど本文は見ていない。


これ以上、傷付くのが怖かったから…。
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