【完】キスしてッ! -年上甘々☆溺愛カテキョ-

3時限目









あ~、わからない。




この方程式、今すぐ修正機でビーってしたい。




うぅっと頭を悩ます私、春沢ひなはただいまみっちり勉強中。




全然全くなんにもわかんないよ!




数学なんて、数学なんて…!




なんて考えてブラックになりかけている私を、悪魔も比べものにならないブラック男がイライラしながら見つめていた。




このプリント、ぐちゃぐちゃにして気が済むまでビリビリ破って、最終的にゴミ箱へポイしたい。




…だけど、そんなことが許されるはずもなく…。




「分かんないなら言え。時間の無駄。ってことでハイ、1回」




悪魔がそう言って、甘い香りとともに私に迫る。




「そ、それだけはご勘弁を……ぎゃぁぁあぁ!」




そして、必死に謝る私のおでこに、舜くんの唇が2秒くらい触れた。




きゃぁぁぁぁぁ!




私の、私のおでこがぁぁ…。




ぴゅぅ~っと白目をむきそうな私に、悪魔…いや、魔王舜佑先生は例のあの笑みを見せる。















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