碧眼の天姫―刀の後継者

碧の瞳



――――――――――
――――――――
――――――


「……………………」

「…ねぇ、美琴ちゃん」


朝から何度も何度も萩原 千年が声をかけてくる。


理由は分かってるんだけど…


知らないふり見ないふりを突き通す事にする。


「美琴ちゃん、昨日…」

「煩い!!」


何度も何度も声をかけてくるのにイラついてつい叫んでしまった。


クラスの人間の視線が一気にあたしへと集まる。









< 32 / 330 >

この作品をシェア

pagetop