愛する彼のピアス。

教室で。

私は、意識的に学校で先生を探す様になった、

勿論隣のクラスに友達がいるから、先生を目当てに

昼休みになると隣のクラスに親友の利恵に話しにせっせと毎日行った。




ある日の午後、理恵と夢中で喋りになり昼休みの時間が過ぎてたのに気ずかず

まだその教室にいると、青木先生が教室にもう入って来てた。

「君はうちのクラスの子じゃないね、もう授業は始まるよ」

・・・喋れた・・・

「そうです、すみません、もうこんな時間か戻ります」

私はあわてて、教室を飛び出た。

心では、嬉しかったので、顔がにやついていた。
・・・嬉しい・・・
「あのう青木先生、山口さんが携帯を忘れていきました、どうすれば
いいんですか?」
利恵は、尋ねた。

「俺が、あの子の担任に返しとくから」

由果は、自分のクラスに戻ると携帯を忘れている事に気ずいた、「どうしょう」

・・・でもあの先生に会えるかな・・・
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