旦那様はドクター

最後に…

あの一件から、しばらくたった頃。


今は屋上で、亜美とご飯を食べてる。


私は、最近胃の調子が悪く、全然箸が進まない。


「奏、ご飯食べないの?」

「うーん…。最近、気分が悪くて…」

「大丈夫?」

「大丈夫だよ」

亜美は心配しているみたいだった。

「ちょっと、相談したいことが、あるんだけど…」

亜美が相談したいことがあるなんて、珍しいな。

「何?何があったの?」






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