わたしがお母さんになった日 ~16歳の妊娠~
2月。


出産予定日の5日前になった。


わたしのおなかは大きくなり、もういつ生まれてきてもおかしくない状態だ。


おなかの中で、赤ちゃんは外の世界に出てくる日を待っている。





この日も晃司くんが放課後、家にやってきた。


わたしたちは部屋で、ゆったりとくつろぎながらおしゃべりをした。




「もうすぐおれたちの赤ちゃん、生まれて来るんだな。」

晃司くんはわたしのおなかを見つめながら言った。



「うん、そうだよ。」

わたしはうなずいた。



「赤ちゃんに会えるの、すげー楽しみだな!」



「うん、楽しみだね!」

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