ナンパ男との恋 3巻
★春菜の日常風景 編

・・・何か重い。

と、目覚めると
輝樹の腕が
私のおでこに乗っかってるし・・・

もうっ・・・

とか思いつつ
隣の輝樹の顔に見とれながら
寝てるのをいいことに
ちょっと抱きついてみたりする。

何か、香水の匂い・・・

あぁ、そっか・・・

昨夜、飲み会とか言って
夜中帰ってきたんだった。

結構 酔っ払ってたから
こんな寝相悪いのか・・・。






・・・じゃあ、簡単に起きない。


私の中の小悪魔が
少しずつ顔を出し始める。

キスくらいじゃ
目覚めないよね・・・

試しに、
ほっぺに 軽くキスをしてみる。


うん、起きない。


今度は唇に軽く触れてみる。


熟睡してるし・・・


再び、唇を合わせようとした時

「おいおい、
寝込み襲うなって
言ってあんだろうが・・?」


「え・・・
あれ?輝樹・・・
えへへ・・・
おやすみなさいっ」

とっさに
布団を頭から被った。

バサッ!

簡単にはぐられたけど・・・


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