《完》嫌われ教師の腕の中

~颯斗side~

俺が部屋に戻ると羽鳥しか居なかった。



「お帰りなさいませ…颯斗様」


「鈴羽は?」


「荷物をまとめられて自分の部屋に戻られましたよ…婚約解消したとか・・・」


「・・・」
何も別れたとたんに出て行かなくても…



「本当にこれでいいんですか?」


「・・・」


「今から…鈴羽様のトコに行って…自分の想いを伝えて来ます…食事は食卓の
上に用意しておりますのでお召し下さい」



「!!?」







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