《完》嫌われ教師の腕の中
「椅子に座れ…」



私は尾上先生の言われるままに椅子に座った。



先生が私に近づいて来る。



私の心臓は急激に高鳴ってくる。



先生が白衣のポケットの中を探って何かを出して来た。



「コレ…お前のだろ?」



テディベアのマスコット・・・


先生が私に手渡す。


確かに私のケータイに付いているマスコットの一つ。
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