極悪彼氏
がっつり食った夢羽の眠そうなこと…。



スゲーな、カワイイ…。



「大丈夫?」

「なにが」

「ウソでも険悪になるってしんどくない?」

「信用してりゃあ大丈夫だろ」

「すごいね…。なんにもなく解決すればいいね」



そうだな。



なんかお前に言われると和む…。



あんまり深く考えないで済む気がする。



「一緒に寝てぇ」

「お泊まりする…」

「早くメシ食って風呂入ってオヤジが帰る前に寝んぞ」

「了解で~す。まず一眠り…」




寝始めた夢羽を見てから久し振りにメシを作った。



あんまり作れない俺の数少ないレパートリー。



その中からカレーを作った。



夢羽のためになんかするとか、俺らしくねぇ…。



作り終わってからメールを見るとツキトから入ってた。



『お世話になりました。3年のチームに入れることになりましたのでご報告を。楽しんでくるから指示よろしくね~』



やっぱり来た。



さぁ、しばらく楽しむか~。



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