男子校の姫は極道少女
真実は…

昼休み

陸「姫華。昨日の話し、いいか?」

姫「うん。」

陸「海斗!行くぞ。」

海「……ああ。」

5人で屋上に向かう。ポケットには桃華から預かった手紙が入っていた。

陸「姫華。桃華が俺らにしたことは分かってるんだよな?」

姫「うん。桃華は昇龍の誰かと付き合ってたけど、実は「紅蓮」の総長と付き合っていて昇龍の情報を流してたのよね。」

陸「そうだ。桃華と付き合っていたのは海斗だ。」

海斗は俯いてこちらを見ない。それだけ彼の心は傷付いたのだ。

爽「君が桃ちゃんの事で話したいことって、何?」

姫「……桃華は紅蓮の総長とは実は付き合っていなかったの。」

昇龍「!?」

姫「昨日、私が黒蝶って事はわかったわね?」

清「やっぱり気付いてたの?」

コクンと頷く姫華。

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