男子校の姫は極道少女

姫華サイド


姫「そういえば、皆よく毒蛇の溜まり場わかったね?」

爽「俺がハッキングしたんだよ♪」

陸「黒蝶の情報もな」

清「姫華ちゃんが出ていった後俺らも寮に帰ってね」
姫「ということは私が荷物を整理してる時か。ロックする前ね!」

ピロリン

誰かの携帯が鳴った。

海「あ、俺。」

海斗の携帯みたい。メールだね

海「下っ端からだな。最近顔出さないから寂しいとさ」

爽「確かに、最近顔出してないよね?」

陸「しゃーねぇな。今日行くか?」

清「姫華ちゃんも行かない?」

姫「えっ!?でも」

私は行っていいのかな…

陸「姫華は連れてくぜ!俺、お前気に入ったしな」

気に入った?えっ、何で?思わず、海斗を見る

海「総長がそう言うなら来るか来ないかは自分で決めたら?」

姫「いいの?海斗、桃華の件がなくても女嫌いでしょ?」

海「お前は平気。」

そう言った海斗は少し、笑ってくれた。初めて海斗の笑顔が見れた。少しだけど…

少しは私を認めてくれたのかな


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