浮気性彼氏と心配性彼女【完】
その日の放課後…
俺は1人で帰っていると、年上の女から逆ナンされた。

俺はあまりにもしつこかったので、手を振り払おうとした。
その時チラッっと亜樹が見えた気がした。

もう一回後ろを見ると亜樹が呆然と立って俺を見つめていた。
その時だった。クラクションが鳴り響き亜樹が事故に遭ったのは…


もう少し「亜樹」と叫ぶのが早かったら…
俺が目の前にいなければ…

亜樹は事故に遭っていないと思った。
いいや、確実に事故に遭っていない……


これは神様が俺に与えた罰なのか?
いままで亜樹を苦しめてたから………



亜樹…亜樹…ごめんな…こんな俺を許してくれるか?
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