【詩集】プラトニック
孤立
【孤立】


これ以上
傷つきたくない君は

心のカーテンを
閉めるだけでなく

鋼鉄の壁まで築き
自分を守ろうとする

誰にも心を開かず
どんどん孤立してゆく

そんな君を見て
情けないと思うのは

今の君は
傷つかなければ
分からない事を
学んでいるのだと

理解できるように
伝えることができない

自分の不甲斐なさ


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