【詩集】プラトニック
放課後
【放課後】


誰もいないと思った
その教室に 君がいた

すすり泣く声に
足を踏み入れるのを
躊躇する僕

告白してフラれたと
のちに広がる噂

未だに胸に残る
見てはいけないものを
見てしまったような
罪悪感

君は いま
笑顔でいるだろうか

何年も 昔の話

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