〇〇はドクター〜番外編〜

次に私の前に現れたのは、彼方だった。


「奏?大丈夫か?」

心配そうに、私を見る彼方。

「大丈夫」

そう答えた。


彼方が私の脈を診ようとしたその時、


「彼方先生。亜美ちゃん来ました」

「奏。ちょっと行ってくるな。安静にしてろよ。」


そう言い残し、行ってしまった。

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