あ、熱い…。


車の中が異様に熱いのか、あたしに熱があるのか、それすらわからないけど。


とにかく熱い。


あたしはバッグの中のミネラルウォーターを渇いた口に流し込んだ。


助手席にいるあたし、運転席のハルくん。


病院内だと仕事の会話があるけど、この空間には今、あたしとハルくんを結ぶ接点がない気がして。


何かしゃべらなきゃ、って焦る思いと、何もない接点に、少し、寂しい気がした。

この作品のキーワード
  憎悪  もらう愛  捧げる愛  DV  ハンバーグ  病院  狂愛  実話