使者の黙示録
今後、団司が教団に対して、どういう行動に出るか分からないが

団司が単独で動いてくるとは思えない。


(この男の背後に、ある組織が控えていると考える方が自然だ)


マザー・アミコの思考は、そこに帰結する。


(誰がこの男のバックについているのだ?)


団司を葬るには、その組織ごと叩き潰さなければならないと彼女は考える。


(仕掛けられるまえに、こちらから仕掛けてやる!)


マザー・アミコが、そういう想いを顔に出すことのないまま

団司はみんなに別れを告げて、その場を去って行くのだった。

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