それにもまして、世間の「宗教」というものに抱く嫌悪感や忌避感、そして

孤児や虐待児を養育する人たちに向けられる嫌疑な目差しが

教団に対して、予想以上に圧力をかける。

その圧力に教団はがんじがらめに抑えられ、満足に動けない。

闇の仕事どころか、表向きの通常の仕事、運営においても

教団は、やたら神経を使わねばならない状態に陥ってしまう。


宗教や児童養護施設にまつわるすべてが、一般庶民から非難されるような情況のなかで

教団も必要以上にナーバスになっていった。


闇の仕事ができなくなれば、ユリアナ教団は終わりである。