マザー・アミコたちが最も恐れるのは

裏社会の顧客たちから「ここは、もう使えない」と、見放されることだ。

そうなると、その顧客たちの素顔や本性を知っている彼女たちは

自分たちの命まで消されるのではないかと思うのだ。

彼女たちが神経質になるのも、無理はなかった。


ヘタに動くことができずに、みんなが頭を悩ますなかで

マザー・アミコに閃きが浮かぶ。


(そうだ、あの子たちを使おう)


いまこそ、大事に育ててきた「運命の申し子」の出番だと

闇からの閃きは、マザー・アミコに悪魔の知恵をさずけるのだった。