嘘偽りの愛しい体温
七、温かく優しい時間


******


ブルルブルルッ!


夕方、調度仕事が終わって控え室でコーヒーを飲んでいる時携帯電話のマナーが響く


蓮也かな


私は瞬時に携帯を開き電話に出た




「は、はい」


『俺だ。今何処にいる?』


「えっと、職場なんだけど…」


『仕事中か?』


「ううん、終わった所だよ」


『そうか。駐車場5―Aで待ってる。帰りに寄ってくれ』


「う、うん、わかった」




もしかして…わざわざ来てくれたの…?


蓮也…すぐそこにいるの?



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