道の駅は、案外混み合っていた。野菜や魚、郷土の名産品が所狭しと並べられ、買い物をする人たちで賑わっていた。
 こんなところで再会か、と佐千子は思った。自分には何の断りもなしにこんなところまでのぞむを連れてくる千夏が、どこか恨めしかった。いつもなら、小さな悩み事までうるさいくらいに相談してくるのに、こんなときだけ何も言わないのはどうしてか。だいたいなぜ、のぞむは千夏と一緒にいたのだろう。

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