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えへらえへら、と笑いたくなる。
はじまりは“おしゃもじハッチ”メンバー義朝の訃報から。
 
主人公佐千子のサセは“おしゃもじハッチ”メンバーと再会し、ひとつの目標を立てる。

それは岩井海岸で、あの頃のように遠泳をすること。
義朝のために、義朝杯を開催すること。

遠泳を通して見えてくる“おしゃもじハッチ”メンバーの人生。
苦いことやしょっぱいこともあるけれど、再会を機に何かが変化した―――…。
  
 
本当に素敵なお話でした。
目に浮かぶ綺麗な描写に、思わず岩井海岸を感じさせてくれます。
また遠泳に対しての【子どもっぽくて、ばかみたいな話――。】一フレーズが、やけに印象的で印象的で。

義朝も遠泳するメンバーに今頃えへらえへら、と笑っていることでしょう。

是非お薦めですので一読してみて下さい。
文字を通して岩井海岸の磯の香り、小波、潮風を感じさせてくれます。
つゆのあめ
13/01/06 14:47

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