★★★★★
過去に誇れる“今”
向き合わずにきた過去
置き去りにしてきた、大切な思い

きっかけをくれたのは仲間
みんなに愛された義朝の死だった――


ページをめくるたび、おしゃもじハッチの面々が愛おしくなりました
決してうまくいくことばかりじゃなくて、過去の自分に対して後ろめたかったり、大切な人に合わせる顔がないと思ったり
きっと誰だって自信に満ち溢れてなんかない
何かしら不満を抱きながら、それでも前に進もうとして、足踏みしているような感覚に陥って
だけど、目標があれば
努力してきた日々があれば
周りに仲間がいれば
きっと進める
前に進める


大切な仲間の死から始まるお話
でもそれは悲しい雰囲気のものではなく、むしろ、前向きな温かさを感じました
きっと義朝がもう一度みんなを集めてくれたんだろうな、そう思わせてくれました

うまくまとまりませんが、素晴らしい小説でした
気持ちの良い読後感を、ぜひ体感してみてください
森井あさと
13/01/10 06:20

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