死への救急搬送


家内の容体は輸血と血液透析を同時に行い安定しました。

ICUから個室へ二日後には移動し体力が回復するにつれ大部屋へと移ります。

その間に香川R病院の先生とZ病院の先生とが連絡を取り合って3月8日にZ病院へ転送になります。





もう自分でシャワーも浴びられますし、食事も普通食になっていましたがZ病院へ転送になると泌尿器科の先生からは、何故こんなにも入院が長期間になったのかを問われました。


そして首に挿入してある緊急血液透析用のカテーテルを見て感染症になりやすいので現在では足の付け根から挿入するのが最善だと言って、すぐに付け替えられました。


R病院は一時的に透析可能な医師が居なくなり経験が途絶えた時期がありましたが、今回家内を診てくださった岩畑先生は非常によく努力してくださりました。


ただ首に挿入したカテーテルは亡き母親も経験していますが、感染症にかかり易くなるリスクがあるのを私も知っていましたので疑問はあったのです。


とにかくZ病院の医師はよく診てくださりましたし、判断や説明もわかりやすく頼りになりました。


看護師さんも透析患者への経験が豊富であり、家内も私も頼りにしていたのです。
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