彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
肩先が触れるだけで
沈んだ気持ちで音楽室に入ると、もう席が3つしか空いてなかった。


和香ちゃんが顔の前で手を合わせ、申し訳なさそうな顔をしていた。


席が取れなかったってことだよね。


ううん、全然いいよ!気にしないで!って気持ちで、笑顔で首を横に振った。


そしてあたしは、空いている席の一番端に座る。


九条くんがあたしの隣に座る確率は


1/2……。





ガラッ!


しばらくすると、九条くんとその友達が音楽室に入ってきた。


ドキドキしながら待っている、


あたしの隣に座ったのは……。





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