piece of heart ー心の欠片ー

裏社会


「こんにちわ。」


暗い部屋の中…一筋の明かりが見えた。


「キャシー居る?」


ガタガタっという音とともに、女の人が現れた。

現れる前に
ドタンっと音がしたのは気のせいではなく、
彼女が転けたんだろう

彼女はドジだから…

と彼女を久しぶりに見ると

膝小僧には転けたあと…

やっぱり、

けど彼女はなにもなかったかのように、

「あ、ミア

良かった。知らない人だったらどうしよう。

って、心臓がドキドキ言ってたのよ。」

本当にこんな暗い所に住んでるのに、
結構小心者な彼女…気が弱いって言った方が良いかな

「ごめんね」

と笑顔で返すと

「そんな事より
ここには来てはいけないって、あれほど言ったのに、

今日はどうしてまた来ちゃったのよ。」

心配しているまなざしと、ペラペラ話すその女性


「キャシーに頼みごとがあるの。」


「やばいことなのね?」


私が頼みごとがあると、諭したように彼女は言った。


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