新撰組のヒミツ 壱
第3章.脳裏に過ぎる残像





まるで、私は鷹のようだ。

遥か上空から獲物を狙う猛禽類――。

やがて、空は暗く茜色に染まる。

だが私は、その空より紅く染まるのだ。




【井岡光】



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