★★★★★
タイトルの意味。
作者さまがこのようなタイトルをつけたからには、結末は予想がついているのに、美杉を応援せずにはいられない。人の恋愛を傍観することは大事なことだと改めて知らされた気がします。分かっていても、誰かを愛することに夢中になった女には見えなくなるものがあるから…。

個人的には披露宴はブチ壊して欲しい気持ちもありましたが…。隆也の最後のセリフは私の頭にいまだこだましています。あまりにも残酷で、完璧な言葉。

底なしにずるい男。
嫌いになれない自分を恨むしかないのでしょうか。

それにしても終盤、西村くんに視点を変え、冒頭文が繰り返される結びには感服いたしました。最後までブレない完成度の高さ。お見事です。これからも応援させていただきます。

コンテストの投票は、完結に期待を込めて昨年にさせていただきました。恋愛の陰と陽がつまった、オトナのための小説です。おすすめです。
美夜子
12/01/17 16:34

>>新着レビュー一覧へ