あやとり

もやもやした気持ち



教室の中では文化祭の準備が始まっていた。

私たち2年C組ではパソコンを使った占いと手相占いをすることになった。

手相を見るのが趣味で普段からクラスメイトの手相を見続けてきている倉橋真知子が取り仕切っている。

室内の飾り付けや準備の担当と、当日の受付や占い担当とに分かれて作業が進んでいた。

私は千春とともに、当日の受付の担当になっているので、前もっての準備は特に何もなかった。

甲斐君が受付担当になっているのを知って、千春が自分もやりたいからと私を誘ってその係をすることにしたのだ。

みんなと和気藹々の作業は苦手だったので、私はその申し出に乗ることにした。


< 67 / 212 >

この作品をシェア

pagetop