ふたりの総長〜恋を知る〜
かっこつけやがって・・・
さすがに無理あるんだよ。大男2人を1人で支えるなんて。しかも、その2人が重傷でまともに歩けないとあっちゃー。




あたしは3人のもとへ歩み寄った。



「大丈夫か?」



あたしはより重傷な仲間の隣に立ち、仲間の腕をあたしの肩に回した。



「す・・ぃません・・・そぅ・・ちょ・・」



「気にすんな。後少し頑張れよ。」



「はぃ・・・」



あたしと悠基は仲間の体を支えたまり場まで連れて帰った。



たまり場についてからは、2人を車に乗せて病院に連れて行った。




「部屋にいる。」



少し疲れたあたしは悠基にそういって病院には着いて行かず、総長部屋に戻った。



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