ふたりの総長〜恋を知る〜
「えー、明日から夏休みですが━━━・・」
耳に入ってくる校長の話も雑音にしか聞こえない。
早く終わんないかなー?
早く家に帰ってアイスが食べたい。
そんな気分だった。
長ったらしい式も、教室でのホームルームも終わり下校時刻がやってきた。
何味のアイス食べようかな?
バニラ?イチゴ?やっぱりチョコ?
そんなことを考えながら鞄に荷物を詰め込んでいると、後ろから名前を呼ばれた。
「黒崎さん。ちょっといい?」
振り返るとクラスの男子が立っていた。
彼は確か、長田弘君。石山君と仲がいい男子だったはず。
「何?」
「今から校舎裏に来てくれない?」
小声でそう告げられた。
校舎裏?何で?って思っていたら、
「お願い!!」
って顔の前で手を合わせてお願いしてきた。
「・・分かった。」
なんか断るのもかわいそうに思えた。
「ありがとう!!絶対来てよね。」
そう言って彼は、石山君のもとへ向かった。
耳に入ってくる校長の話も雑音にしか聞こえない。
早く終わんないかなー?
早く家に帰ってアイスが食べたい。
そんな気分だった。
長ったらしい式も、教室でのホームルームも終わり下校時刻がやってきた。
何味のアイス食べようかな?
バニラ?イチゴ?やっぱりチョコ?
そんなことを考えながら鞄に荷物を詰め込んでいると、後ろから名前を呼ばれた。
「黒崎さん。ちょっといい?」
振り返るとクラスの男子が立っていた。
彼は確か、長田弘君。石山君と仲がいい男子だったはず。
「何?」
「今から校舎裏に来てくれない?」
小声でそう告げられた。
校舎裏?何で?って思っていたら、
「お願い!!」
って顔の前で手を合わせてお願いしてきた。
「・・分かった。」
なんか断るのもかわいそうに思えた。
「ありがとう!!絶対来てよね。」
そう言って彼は、石山君のもとへ向かった。