大昔から人と人との間に寄生し肥える、世界の歪み『ツタエ』と呼ばれる存在。



 放ればそれは無限に広がり世界を崩す。それを防ぐは紡ぎ手ただひとり。人はそれを『伝崩し』と呼ぶ。



 この物語は、その伝崩しの名をうっかり受け継いでしまった少女、悪魔殺しの力を持った少年、そして、ちょっぴり頭のイカレた少年少女たちの、汚い汗と淀んだ涙の青春オカルトヒストリーである。