レオナルド・バート。



沙依の幼馴染みであり、若手監督の悠一さんが昔アメリカに留学したときのホームステイ先にいた子ども。



悠一さんが日本に帰ってきてからも交流がり、レオが来日したときに沙依とも知り合いそれ以来懐かれたようだ。



そして、今回も悠一さんの家に行く予定だったけど悠一さんが少し仕事が押してるらしく、悠一さんが迎えにくるまで家で待たせることになったみたいだ。




「レオはアメリカではちょっと有名な子役なんだよ」




飛鳥と話が合うかもね、と呑気に沙依は俺のカレーライスをよそりながら自分のことのように自慢してきた。




確かに幼さが残るあどけない笑顔、だけど真の通った碧い瞳。




このギャップは武器になるだろうな。





「そんなホメないで、テレるよ」




レオは日本が好きらしく、基本的な日本語であれば理解できるし、喋れるようだ。



「ネェ、それよりサエ。このヒトはダァレ?」




冷蔵庫を開けてビールを取り出しているとマヌケな質問を投げ掛けられた。