my sweet love

退院



翌日になり
ようやく私と
霸瑠は退院できることに
なりました!


退院した今日は
なんと!
日曜日!!


遊びに行くことに
なりました♪


「先に家に荷物
取りに行こうか」


「うん」

そう言って
病院を出た私たちは
二人して
違う方向へと
進もうとしていた(笑)

「ゆーず?
どこ行くの?」


「家こっちだよ?」


「そんなことは知ってるけど
荷物取りに行くんだよ?
車で行かなきゃ」

「あぁそう言うことか」


「車こっちだから」

そんな龍に
素直についていくと
回りの車より
少し大きくて高そうな
黒い車が目に留まった

すごい車だなぁ
龍はどんな車だろう?

なーんて
考えていたら
龍がどんどんその高そうな
車に近づいていった

だから私は
その回りの車のはず!!
と思っていたが
そんな私のあさはかな想像は
次の龍の行動によって
打ち砕かれる結果となった

龍はその車の
扉を明け呆然とする
私に声をかけてきた


「ゆず?
早く乗れよ」


「あっはい」

龍に促され
私はその高級車に
乗らないといけない
はめになった



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