ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「おい! 谷本!」
すぐ近くで発する大きな声に目が覚めた。
ヒロくん?
一瞬そう思ったけど。
「世良課長?」
わたしの背中を半分起こして支えながら顔を覗き込む世良課長がいた。
「大丈夫か!?」
今の声、世良課長だったの?
だって『谷本』って、今、呼び捨てだったよね?
「あの……わたし、どうしちゃったんですか?」
目が覚めたばかりで事態がよく読み込めていなかった。
目尻が冷たい。
やだ……わたし、もしかして夢を見て泣いていたの?
「保管庫に行ったっきりいつまでも戻って来なかったから様子を見に来たら保管庫で倒れていたんだよ」
よく見ると児島さんもいる。
すぐ近くで発する大きな声に目が覚めた。
ヒロくん?
一瞬そう思ったけど。
「世良課長?」
わたしの背中を半分起こして支えながら顔を覗き込む世良課長がいた。
「大丈夫か!?」
今の声、世良課長だったの?
だって『谷本』って、今、呼び捨てだったよね?
「あの……わたし、どうしちゃったんですか?」
目が覚めたばかりで事態がよく読み込めていなかった。
目尻が冷たい。
やだ……わたし、もしかして夢を見て泣いていたの?
「保管庫に行ったっきりいつまでも戻って来なかったから様子を見に来たら保管庫で倒れていたんだよ」
よく見ると児島さんもいる。