レンアイ 韓国年下男の子
2章 オレイ
「ユリさん、今日こそお礼させてください。」

「お礼なんて・・・」

それに、いきなりユリさんになってる。

「夜ごはん、どうですか?昨日はできなかったから。」

「いえ、ええ、いいですよ。」

「それじゃ、僕の知ってるお店少ないけど、いつも行く

韓国料理のお店でいいですか。」

「ええ。」

「辛いの大丈夫?」

「少しなら。」

「じゃあ、決まり。ユリさんの会社、僕知ってるから迎えに行きます。」

「ええ?」

「いいの、いいの。」

「はい。」

なんか、素直になっちゃう私。でも、ぜんぜん変な気しない。

むしろ、うれしい!うれしくてたまらない。

「今度こそ、6時に!」

「あ、会社の前だとなんだから、向かいのビルの一階、

本屋さんがあるから。そこで。」

「OK。」

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