《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*

~捺side~

「随分と、カメラ目線の写真が多いな~駿也」



「バレちゃって~」



「……あれ程…バレるなと念を押しただろ??」


くそっ~。
留奈にストーカーだと誤解されるだろ?


「…でも、烈様が留奈様を口説こうとしてたから…つい」


「・・・」


そう言う事情があるなら、仕方がない。


俺は駿也から貰った写真を持って、奥の自室に入っていく。



上着を脱ぎ、ネクタイを外して、ソファーにドカッと座り込む。



俺には見せてくれない笑顔の留奈が居た。



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