香織の気持ちを聞いた瞬間、目の前の小さな身体を力一杯抱きしめたい衝動に駆られる。




俺がいきなり抱きしめたら、どんな反応をするだろう?




華奢な腰を抱き寄せようと、無意識に伸ばした腕を必死に堪える。





俺の事を拒むだろうか?



龍二でさえも拒まれたんだ。こんな厳つい俺の事なんて、きっと拒むだろうな。



香織に拒まれたら、俺は………





ズキンと胸が痛んだ。





堪えられねぇ!!




女にこんな感情を抱いたのは初めてだ。


俺にとって女とは、性欲のはけ口。ヤルだけの存在。



顔の綺麗な女、スタイルのイイ女、色んな女を抱いた。けどそれだけだ。





こんな風に“抱きしめたい”とか“拒まれたくない”なんて思った事はない。



 

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溺愛  最強  ヤクザ  純情  年の差  孤独 

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