年下の君にベタ惚れ中【完】

遊園地

「ちょっと!!志紀(シキ)!!早くー!!」




あたしは小走りで志紀に言った。




「待ってよぉー!!」




彼女も少し焦りながらあたしの後ろを歩いてきた。




あたしとクラスメイトの志紀は今結城君との約束に遅れそうなので走っている。




ちなみに咲由紀とはクラスは別です。




あそこ曲がったら集合場所だー!!



はぁはぁ…



あたしもおばさんになったなぁ(笑)



息で声が出ない。



「あっ空さん!!」




結城君があたしに言った。






「はぁ…はぁ…遅れてごめんね…はぁ…」



< 25 / 372 >

この作品をシェア

pagetop